春の高校野球観戦に円山球場まで足を運んだ。小規模校同士の対戦でともに２１世紀枠での甲子園出場校ということもあって期待して出かけていった。　　　　　　　　　　　　　しかし、選手名簿に載っている両校には大きな違いがあった。近隣の中学校出身者を育ててきたチームと本州の選手を含め全道各地の出身者でつくっているチームでは、本当の意味で小規模校同士の対戦といえるのかなと疑問を感じながら観戦していた。　　　　　　結果は、高校生らしい全力野球を展開した近隣の出身者で固めた小規模校の勝利。　　　嬉しかった・・そして腹が立った。勝ち負けよりも、試合中、随所に怠慢な動きを見せていた敗戦チームに不快な思いをしたのは私でだけではないだろう。勝負以前の問題である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二次世界大戦後、日本占領軍の司令官が日本を去るときに残した言葉を思い出した。